GV14 · 督脈 · 首・肩

大椎だいつい

大椎(GV14)の位置図図を拡大

大椎は首の付け根、もっとも飛び出した頸椎の下にある督脈の経穴。風邪のひき始めや、首肩全体のだるさを感じる時の頼りになる場所です。

01 場所を確かめる

うつむいた時に首の付け根でいちばん飛び出す骨(第7頸椎)と、その下の第1胸椎の棘突起のあいだのくぼみが目安です。

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02 セルフケア

ツボの押し方(共通)

ツボ押しは気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。痛みが強い場合や体調が悪い場合はお休みください。妊娠中の方は、三陰交・合谷は使わないでください。ほかのツボも、かかりつけの医師や鍼灸師に相談のうえで行ってください。カイロやドライヤーで温めるときは、低温やけどに注意し、熱いと感じたらすぐに離してください。

注意すること

頸椎症や頸椎ヘルニアの診断を受けている方は、自己判断で強く押さず、医療機関や鍼灸院にご相談ください。

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東洋医学での見方

大椎は督脈に属し、手足三陽経と督脈の交会穴とされる重要な経穴です。すべての陽経が集まる場所で、「諸陽の会」とも呼ばれます。

東洋医学では督脈を「陽脈の海」と捉え、全身の陽気を統括するとされます。大椎はその陽気が首から頭へ抜ける関所で、外邪を払う働きにも使われます。

体の構造と現代的な見方

大椎は第7頸椎と第1胸椎の棘突起間に位置し、深部には棘上靱帯・項靱帯があります。両側に僧帽筋・板状筋が広がります。

支配神経は第8頸神経後枝。頸椎の動きの中心点でもあり、頸椎症の好発部位とも近接します。

筋膜連鎖の観点では、Superficial Back Line(浅背線)の頸胸移行部にあたり、背中全体と頸部をつなぐ要となる場です。胸郭の動きと頸の動きの境界でもあります。

研究面では、大椎への灸が免疫機能・体温調節に与える影響について報告が積み上がっています。

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