BL60 · 膀胱経 · 膝・足

崑崙こんろん

崑崙(BL60)の位置図図を拡大

崑崙は外くるぶしとアキレス腱の間にある膀胱経の経穴。下半身の疲れと腰の張りに使われます。

01 場所を確かめる

外くるぶしの頂点とアキレス腱の間のくぼみ。

セルフケアと注意を見る

02 セルフケア

ツボの押し方(共通)

ツボ押しは気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。痛みが強い場合や体調が悪い場合はお休みください。妊娠中の方は、三陰交・合谷は使わないでください。ほかのツボも、かかりつけの医師や鍼灸師に相談のうえで行ってください。カイロやドライヤーで温めるときは、低温やけどに注意し、熱いと感じたらすぐに離してください。

崑崙の注意・補足

  • 妊娠中の方は強い刺激を避けてください。
  • アキレス腱を傷めないよう骨側に向けて。

注意すること

妊娠中の方は強い刺激を避けてください。足首の急な腫れ・痛みがある時は医療機関へご相談ください。

このツボを、もう少し詳しく

東洋医学での見方

崑崙は膀胱経の経穴で、足太陽膀胱経の流れの下端に位置します。膀胱経の「腰背〜下肢後面〜足首」のラインが収束する場所として、腰背部の不調を足元から動かす時に使われます。

崑崙が選ばれるのは、湿熱・寒邪による下肢の重さ、腰の張り、頭重感(膀胱経が頭頂まで通るため)。古典では下半身全体の気を動かす要所として記載されます。

体の構造と現代的な見方

崑崙は外果(外くるぶし)後方と踵骨をつなぐくぼみに位置します。皮下を腓腹神経が走り、深部に長腓骨筋腱・短腓骨筋腱とアキレス腱が並びます。皮膚分節としてはL5〜S1領域に含まれます。

筋膜の視点では、崑崙はSuperficial Back Lineの足首側の重要なジョイントにあたり、アキレス腱を介して足底腱膜〜下腿後面〜ハムストリングス〜脊柱起立筋へと連続します。足首の硬さが腰の張りに影響する例の説明根拠になります。

研究面では、足関節後外側の可動性と腰部痛・歩行パターンの関連を扱う報告が積み上がっています。あくまで研究の方向性であり、効果の断定ではありません。

← ツボ一覧へ戻る