ST6 · 胃経 · 頭・顔

頬車きょうしゃ

頬車(ST6)の位置図図を拡大

頬車は耳たぶの下、奥歯を噛みしめた時に盛り上がる場所にある胃経の経穴。顎の張りや、噛みしめグセを感じる時の手がかりです。

01 場所を確かめる

下顎骨の角(エラ)から指1本分上の、奥歯を噛むと盛り上がる筋肉(咬筋)の上が目安です。

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02 セルフケア

ツボの押し方(共通)

ツボ押しは気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。痛みが強い場合や体調が悪い場合はお休みください。妊娠中の方は、三陰交・合谷は使わないでください。ほかのツボも、かかりつけの医師や鍼灸師に相談のうえで行ってください。カイロやドライヤーで温めるときは、低温やけどに注意し、熱いと感じたらすぐに離してください。

注意すること

顎関節症の急性期で強い痛みがある場合、開口障害がある場合は自己判断せず歯科・口腔外科にご相談ください。

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東洋医学での見方

頬車は胃経に属し、顔面の下半分で胃経の気を整える経穴とされます。古典では歯痛・顎の痛みに用いられてきました。

東洋医学で胃経は顔面下部から首前面・胸・腹を流れる経絡で、頬車はその顔面部にある重要な経穴と捉えられます。顎周辺の気の巡りを整えます。

体の構造と現代的な見方

頬車は咬筋の筋腹中央に位置します。下顎を閉じる主動筋であり、噛みしめで最も活動する筋肉です。

支配神経は三叉神経第3枝(下顎神経)の咬筋神経。デルマトームでは下顎・耳前部に対応します。

筋膜連鎖の観点では、Superficial Front Line(浅前線)の顔面部にあたり、頸前面・胸前面とつながります。顎関節と頸部の連動が現れる場でもあります。

研究面では、咬筋への刺激と顎関節症・緊張型頭痛・睡眠時の食いしばりに関する報告が積み上がっています。

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