LI10 · 大腸経 · 腕・手

手三里てさんり

手三里(LI10)の位置図図を拡大

手三里は肘の下、前腕の親指側にある大腸経の経穴。デスクワークや手作業で疲れた前腕、肘の張りに向き合う場所です。

01 場所を確かめる

肘を曲げた時にできる横じわ(曲池)から、指3本分(約2寸)手首寄りの前腕外側。橈骨側の筋肉の盛り上がりの上にあります。

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02 セルフケア

ツボの押し方(共通)

ツボ押しは気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。痛みが強い場合や体調が悪い場合はお休みください。妊娠中の方は、三陰交・合谷は使わないでください。ほかのツボも、かかりつけの医師や鍼灸師に相談のうえで行ってください。カイロやドライヤーで温めるときは、低温やけどに注意し、熱いと感じたらすぐに離してください。

注意すること

肘や前腕に明らかな痛み・痺れがある場合、テニス肘の急性期は自己判断せず医療機関にご相談ください。

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東洋医学での見方

手三里は大腸経に属し、肘から手首にかけての前腕で気を巡らせる経穴とされます。古典では肩・上腕・肘の症状に広く用いられてきました。

東洋医学で大腸経は手の陽明経とされ、顔面・首・肩・腕にかけて流れます。手三里はこの大腸経の気を前腕で動かす要の場所と捉えられます。

体の構造と現代的な見方

手三里は長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋の筋腹に位置します。前腕伸筋群の中心にあたる場所です。

支配神経は橈骨神経深枝(C6-7)。前腕伸筋を支配する神経の通り道で、ここを刺激すると手指伸展との連動を感じられます。

筋膜連鎖の観点では、Superficial Back Arm Line(浅背腕線)上にあり、肩外側〜上腕外側〜手背とつながります。マウス操作で固まりやすいラインの中継地点です。

研究面では、前腕伸筋群への刺激とテニス肘・前腕痛症候群に関する報告が積み上がっています。

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