BL2 · 膀胱経 · 頭・顔
攅竹さんちく
図を拡大 攅竹は眉頭の少し凹んだ場所にある膀胱経の経穴。長時間の目の使用や、頭がぼんやり重い時の手がかりになります。
01 場所を確かめる
眉頭(眉の鼻側の端)の、骨の少しくぼんだ場所が目安です。眉毛の生え際にあたります。
02 セルフケア
ツボの押し方(共通)
ツボ押しは気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。痛みが強い場合や体調が悪い場合はお休みください。妊娠中の方は、三陰交・合谷は使わないでください。ほかのツボも、かかりつけの医師や鍼灸師に相談のうえで行ってください。カイロやドライヤーで温めるときは、低温やけどに注意し、熱いと感じたらすぐに離してください。
攅竹の注意・補足
- 目に近いので、強い圧は避けて骨に圧を当てるイメージで行います。
注意すること
目に近いため、強く押さないでください。眼球を直接押さないよう注意してください。
このツボを、もう少し詳しく
東洋医学での見方
攅竹は膀胱経に属し、目の周りで膀胱経が始まる起点付近にある経穴です。古典では目の症状や前頭部の痛みに用いられてきました。
東洋医学で肝は「目に開竅す」とされ、肝の気血が目に通じると捉えられます。攅竹は膀胱経を通じてこの肝の働きと連動し、目周辺の気を整える場所です。
このため攅竹は、顔まわりや頭の重さといった、目の使いすぎと前頭部の停滞が関わる症状の手がかりとして使われます。
体の構造と現代的な見方
攅竹は前頭切痕のすぐ上にあり、深層には滑車上神経・滑車上動脈が走ります。表層は皺眉筋です。
支配神経は三叉神経第1枝(眼神経)の滑車上神経。前額部の感覚を司る神経の入口にあたります。
筋膜連鎖の観点では、Superficial Back Line(浅背線)の前頭部の終点付近にあり、後頭部〜頸部〜背中とつながる長いラインの起点です。
研究面では、眉頭周囲の経穴への刺激と緊張型頭痛・眼精疲労に関する報告が散見されます。
このため攅竹は、PC作業後の前頭部の重さや目の奥の疲れといった顔面・前頭部の症状の場面で取り上げられます。


