SP10 · 脾経 · 膝・足

血海けっかい

血海(SP10)の位置図図を拡大

血海は膝のお皿の内側上方にある脾経の経穴。月ごとの不調や下半身の冷えなど、血の巡りに関わるサインに使われます。

01 場所を確かめる

膝のお皿の内側上端から、指3本分(約2寸)上の太もも内側、内側広筋の隆起の中央が目安です。膝を伸ばすと筋肉が浮き上がる場所です。

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02 セルフケア

ツボの押し方(共通)

ツボ押しは気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。痛みが強い場合や体調が悪い場合はお休みください。妊娠中の方は、三陰交・合谷は使わないでください。ほかのツボも、かかりつけの医師や鍼灸師に相談のうえで行ってください。カイロやドライヤーで温めるときは、低温やけどに注意し、熱いと感じたらすぐに離してください。

注意すること

妊娠中の方、月経量が極端に多い・痛みが激しい方は自己判断で押さず、医療機関にご相談ください。

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東洋医学での見方

血海は脾経に属し、その名のとおり「血の海」とされる経穴です。古典では月経不順や下腹部の血の滞りに用いられてきました。

東洋医学で脾は「血を統べる」働きを担い、血を体内にとどめ巡らせる臓と捉えられます。血海はこの脾の働きを高め、瘀血を解く場所とされます。

体の構造と現代的な見方

血海は大腿四頭筋のうち内側広筋の隆起部にあり、深層は同筋の起始部です。膝伸展時に最も筋腹が膨らむ位置にあたります。

支配神経は大腿神経の筋枝(L2-4)と表層の伏在神経内側皮枝。

筋膜連鎖の観点では、Deep Front Line(深前線)に近く、骨盤底・内転筋群・下腿内側とつながります。骨盤内環境と下半身循環をつなぐ場でもあります。

研究面では、内側広筋への刺激と膝関節周囲循環・下肢浮腫に関する報告が散見されます。

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