CV3 · 任脈 · 胸・お腹

中極ちゅうきょく

中極(CV3)の位置図図を拡大

中極は下腹部の真ん中、おへその下にある任脈の経穴。膀胱の真上にあたり、下半身の冷えや月ごとの不調に関わるサインの場所です。

01 場所を確かめる

おへその中央から、指4本分(約4寸)下の正中線上。恥骨上縁から指1本分(約1寸)上にあたります。

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02 セルフケア

ツボの押し方(共通)

ツボ押しは気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。痛みが強い場合や体調が悪い場合はお休みください。妊娠中の方は、三陰交・合谷は使わないでください。ほかのツボも、かかりつけの医師や鍼灸師に相談のうえで行ってください。カイロやドライヤーで温めるときは、低温やけどに注意し、熱いと感じたらすぐに離してください。

注意すること

妊娠中の方、強い下腹部痛・血尿・発熱を伴う症状がある方は自己判断で押さず、医療機関にご相談ください。

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東洋医学での見方

中極は膀胱の募穴であり、任脈と足三陰経(脾・腎・肝)の交会穴でもあります。下焦の気が集まる場所として知られます。

東洋医学で下焦は水液代謝と生殖機能を担う領域とされ、中極はこの下焦の気を整える要の経穴と捉えられます。

体の構造と現代的な見方

中極の下層には腹直筋下部があり、腹腔内では膀胱頂部とほぼ重なる位置にあります。

支配神経は第12胸神経〜第1腰神経前皮枝(Th12-L1)。下腹部内臓に対応するデルマトームと一致します。

筋膜連鎖の観点では、Deep Front Line(深前線)の下部にあたり、骨盤底筋群・腰方形筋・横隔膜とつながります。骨盤内の温度と動きが集約される場です。

研究面では、下腹部経穴への刺激が膀胱機能・骨盤内血流に与える影響について報告が積み上がっています。

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